さくの式!テンシン日記

マイナス600万円から始める任意整理生活@sakurakuraxxx

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借金問題を解決したい〜方法はひとつだけじゃない〜

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今月こそは返せなくなるかもしれない……

 

この記事にたどり着いた、ということは、もしかしたら上記のような心情に至るような借金問題について、身に覚えがあったりしませんか?

 

どうも、さくのです。

 

私の場合は結局、すべてを整理した訳ではありませんが、トータル約600万円という借金を一度債務整理にかけている身です。

(詳しくは「借金史〜私が多重債務者になり、任意整理をするまで〜 - さくの式!テンシン日記」へ)

 

そして、今も生活が安定しているとは言えませんし、任意整理した結果(任意整理した分については)将来かかるはずだった利息がゼロになった、とはいえ、毎月安定して返せている状態にもありません。

 

だから、債務整理の中でも「任意整理」という方法を選んだことを後悔しているわけではありませんが、
もし今のままの知識で法律事務所に相談に行く前の自分に戻れたら、果たして同じ順番ややり方で債務整理をしただろうか、と時々思うことがあるのです。

 

というわけで、今回は自分のこれまでの体験を踏まえて、改めてこんな方法もあるよ、ということを、借金問題で悩んでいる方に向けて書き残していきたいと思います。

 

以下に記述することについてはすべて、独身の30代一人暮らし女性の体験談となります。
なのでご家庭の収入や借金の金額等の状況により、この記事を読まれている方に合致しない方法などもあるかと思いますが、
詳しくは各相談機関にてご自身で確認いただければと思います。

 

 

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法律事務所・司法書士事務所へ行く前に出来ることはないか確認する

借金の総額と月々の返済額と家計収支の把握

何よりまずやらなければならないことは、「借金の総額」と「月々の返済額」と「家計収支」の把握です。
当たり前のことのようにも思えますが、今日明日返すお金のことに目を奪われて、『木を見て森を見ず』状態の人も多いのではないでしょうか?

また「借金の総額」もそうですが、「月々の返済額」と「家計収支」の把握、というのは、この後どこへ相談に行くにしても必ず聞かれることなので、自分自身でよくよく把握しておく必要があります。

 

毎月の収入はいくらか。家賃光熱費などの固定費、それから月々のおおよその食費や日用品・被服費はいくらかかっているのか。
食費や日用品・被服費などの変動費の部分はどれくらいなら節約出来そうか。
そうして節約出来たとして、自分の手元には毎月いくら残るのか。

 

この「毎月いくら手元に残せるか」という部分が、急な出費に備えて取っておく分を多少考慮したとしても、「毎月いくら返済に回せるか」の肝になってくる部分です。

 

手放せる財産があるか?

金利や損害遅延金などをカットできるという部分においてはメリットもある債務整理ですが、いわゆる「ブラックリスト」に載ってしまう関係で、債務整理をしてしまうとその後新たな借入やローンの契約・クレジットカードの発行などが5〜10年程度は出来なくなってしまうというデメリットもあります。
なのでもし債務整理をせずに借金問題を解決出来るなら、そうしてしまった方がよいと私は思います。

 

また、債務整理するにせよ、特に自己破産を選ぶ場合は、大きな財産は手放さなければなりません。
そんなあなたの手元にはどんな財産があるでしょうか?マイホームや車などでしょうか?
※マイホームを手放したくない場合は、家を残しつつ借金の返済額を減額する「個人再生」という方法もあります

 

30代独身。マイホームを持とうと思ったことも無く、普通乗用車免許すら持っていない私ですが、
「保険」(掛け捨てではない終身・医療特約がついているようなもの)という財産を持っていた、というパターンもあります。
契約者は私ではありませんが、解約すると20万円以上の返戻金が支払われることが見込まれるので、
契約者が自分ではないからこそ自己破産に踏み切れない一つの要因になっているくらいには、そこそこ大きな財産です。

 

このように、自分の手持ちの中である程度財産といえるものを把握することで、それを手放す、あるいはそれを担保にお金を借りて、借金をなるべく(低金利なものに)まとめてしまうなど、まだ打つことが出来る手だてがあるかどうかを考えてみることも、債務整理に踏み切ってしまう前に取れるひとつの方法だと思います。
※ちなみに掛け捨てではない保険を担保に借入を行なう方法についてはこちらの記事「保険でお金が借りられる?契約者貸付制度とは - さくの式!テンシン日記」で触れていますので、合わせて確認してみてください。

 

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相談に行く場所を決める

国の機関に相談してみるという方法もある!

借金問題に悩んでいる、という人の中には、収入に見合っていない借金総額ではあるものの、ある程度財産を手放したり低金利のローンなどに借り換えたり、
あるいは一度整理は必要ではあるものの、そうしてしまえば安定して返していける収入はあるから何とかなりそうだ、という人もいるかもしれません。

 

ただ、一方で借金がなくても、そもそも家庭やご自身の事情で十分に働けていないか収入が不十分であるといった、
借金にプラスして日々の生活にもすでに困っているといったケースが合わさっている場合もある人もいるのではないかと思います。

 

そうした場合は、借金への対策も必要ですが、日々の生活の立て直しも大きな課題となって来ますよね。

 

「国の機関に支援の相談に行く」
と聞くと、どうしても「生活保護」というフレーズが真っ先に頭に浮かぶ人が多いかと思いますが、
実は、国から受けられるかもしれない支援はそれだけではないのです。

 

突然ですが、「生活困窮者自立支援法」という制度を聞いたことはありますか?
制度の概要は以下のようなものです。

 

全国の福祉事務所設置自治体が実施主体となって、官民協働による地域の支援体制を構築し、自立相談支援事業、住居確保給付金の支給、就労準備支援事業、一時生活支援事業、家計相談支援事業、学習支援事業その他生活困窮者の自立の促進に関し包括的な事業を実施します。

 

自立相談支援事業は、生活困窮者からの相談に早期かつ包括的に応ずる相談窓口となります。ここでは、生活困窮者の抱えている課題を適切に評価・分析(アセスメント)し、その課題を踏まえた「自立支援計画」を作成するなどの支援を行います。また、関係機関との連絡調整や支援の実施状況の確認なども行います。 

制度概要 |厚生労働省

簡単に言うと、「生活保護の一歩手前の人に対して、安定した生活を送れるように自立を支援して行こう」という制度です。
働くことはできるけれど就業出来ていない人、働いているけれど生活に困っている人、が主な対象となります。

 

なので、支援制度の中には「資金の貸付」といった金銭面でのサポート制度もあります。
しかし、支援対象の層は基本的に「市町村民税が非課税になるほどの低所得者世帯」や「各種手帳が公布されるような障がいを持っている人がいる世帯」「65歳以上の高齢者がいる世帯」などが中心となって来ます。

 

ただ、上記には当てはまらないなぁ、と思っても、受けられる支援があるかもしれないということ。
※詳しくは公式ページ「生活福祉資金貸付条件等一覧 |厚生労働省」をご確認の上、お近くの窓口で相談してみてください。

 

また、金銭面での支援は難しくても、借金問題解決については法テラスに繋いでもらえたり、
フードバンクの紹介など、生活に必要な物質的支援が期待出来たりなど、広く生活の再建に向けた相談ができることもあります。
なので、総合的な生活の相談窓口として、一度お近くの施設を訪ねてみるのもひとつの手だと思います。
※全国の相談窓口についてはこちらのページ(平成29年度最新版)を参照してみてください。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12000000-Shakaiengokyoku-Shakai/0000191346.pdf
※私自身の相談の体験のついてはこちらの記事「生活困窮者自立支援法〜ブラックでもお国の制度で生活再建は可能なのか〜 - さくの式!テンシン日記」をご参照ください。

 

ちなみに、東京都の場合は、多重債務者にも門戸を開いていると謳っている相談窓口もあるようです。
事業内容 | 東京都生活再生相談窓口:多重債務や金融機関からの借入ができないなど金銭的な問題を抱えている方の生活再生を支援する東京都多重債務者生活再生事業

 

こちらの窓口へも相談しに行ってみた体験談はこちらの記事「東京都生活再生相談窓口へ〜続・ブラックでもお国の制度で生活再建は可能なのか〜 - さくの式!テンシン日記」に記載しているので、合わせて確認してみてください。

 

法テラスか司法書士事務所か弁護士事務所か

さぁいよいよやっぱり借金を整理しに行こう、となった場合、どこに相談に行くか、という問題が浮上してくると思います。
これについては、借金の総額、自分自身の収入と毎月いくら返済にあてられるのか、といった面から選ぶのが良さそうです。
以下にそれぞれの施設のメリットでメリットを記しますので、参考にしてみてください。

 

法テラスのメリット・デメリット

まずはメリットについてですが、司法書士や弁護士事務所に相談するよりも費用が安く済む場合があるという点が一番大きいと思います。
民事法律扶助制度」が利用出来る場合は特に、ですね。

 

ただし、デメリットとして法テラスを利用するの場合は収入面や資産力などで条件があるので、その条件に合致するかどうかがポイントとなって来ます。
詳しくはこちらのページ「利用に際してよくあるご質問  法テラス|法律を知る  相談窓口を知る  道しるべ」を参照してみてください。

 

司法書士事務所のメリット・デメリット

法テラスに相談に行くには収入・資産面の条件が合致しない、となると、かかる費用を抑えようと思った時に次に候補にあがるのが司法書士事務所だと思います。弁護士事務所と比べると、着手金や報奨金などが安く済むと言われることも多いですからね。

 

ただし、デメリットとして司法書士事務所にも法律上扱える案件の内容について制限があります。それは「1社あたりの借金の総額」の部分です。

 

具体的に言うと、司法書士の場合は1社あたり140万円以下まで、という制限があるのです。
※借金をしている本人が訴訟を起こす場合には140万円以上でも、
司法書士の方は訴訟のアドバイス、支援をする立場に徹します、
という条件のもとであれば全く扱えないということはないようです。

 

私の場合は、4社の借金を整理しようと思っていたのですが、1社だけ140万円を超える借入総額の会社さんがあったため、
「その会社を抜いた残り3社ならうちでは扱えるんだけど……」と言われたことがあり、結果として弁護士事務所へ相談へ行ったという経緯 があります。
詳しくはこちらの記事「債務整理。弁護士と司法書士どちらがいいの? - さくの式!テンシン日記」をご参照ください。

 

というわけで、債務整理の対象としたい借入先の中で1社でも140万円を超える借入がある場合は、最初から弁護士事務所へ相談に行くことをオススメします。

弁護士事務所のメリット・デメリット

メリットについては司法書士事務所の項目で触れたように、法律上扱える金額などの制限がない点が大きいと思います。

 

反面、3つの相談先の中では一番費用がかかってしまうこと
(費用を無理なく分割払いできる事務所さんも多いので、初回相談時に聞いてみることをオススメします)

 

また、すべての法律事務所が借金問題に強いかというとそうではないということ(浮気問題など他の案件に強いなど)もあるので
事前に相談に行く事務所さんをよく調べておいたほうがよいということなど、注意する点もあります。

 

あとは余談のようなものですが、もし債務整理のうち「任意整理」「個人再生」など、これからも返済して行く方法を選ぶ場合、
もし可能であれば弁護士事務所を通してではなく、ご自身で毎月振込返済していく形を選べると、手数料が節約出来ることもあります。

 

私の場合は最初アディーレ法律事務所さんに返済をお願いしていたのですが、その後自力での返済に切り替えた結果、
毎月の支払額が5,000〜6,000円くらい節約出来た、という過去があるからです。
※詳しくはこちらの記事「アディーレ法律事務所からの返金と10月分返済完了! - さくの式!テンシン日記」をご参照ください。

 

確かに毎月自分で各社に振り込んで返済して行くのは手間ではあるのですが、返済を代行いただく手数料もけして安くはないですし、
その分毎月の生活にあてられたり、冠婚葬祭などの急な出費や未来の繰り上げ返済のためなどにプール出来たりしますからね!

 

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終わりに

というわけで、今回は借金を整理しようと決めた過去の自分へ、そして今現在借金問題についてどうしたものかと悩んでいる方へ、
債務整理を行なってから1年半ほど経過し、当時よりいろいろと見えて来た部分のある今の私からの知識・アドバイスの総集編としてこの記事を書きました。

 

私の場合は順当に約定通りに返済をしていってもあと4年以上はかかるまだまだ道半ばの身で、
あのときこうすればよかったか、ああすればよかったかと後悔する日もまだまだありますが、<br/ >そんな私の記事が誰かの背中を押す、こんな方法もあるんだという気づきにつながるなど、何かの役に立ってくれれば幸いです。

 

それでは、今日はこの辺で。

 

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